開花促進剤と植物育成ライトで植物の生長段階をコントロールする。 | 水耕栽培の情報と作り方

開花促進剤と植物育成ライトで植物の生長段階をコントロールする。

Posted by begefru on 9th 1月 2014

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開花促進剤と植物育成ライトで植物の生長段階をコントロールする事は出来るか。

 

結論から言うと完全なコントロールは出来ません。

 

ですが、やり方によってはある程度コントロールする事は出来ます。

 

植物を育てるために必要な光合成を植物育成ライトを利用して日照時間を変更したり、

 

追肥の為の肥料の成分を調整しながら与えていきます。

 

調整した肥料を与えても植物の成長に急激な変化はありませんが、

 

生長の遅れをとっている植物などに開花を促進させたり、

 

健全な花の開花によって野菜の実に旨みを与える事が出来ます。

 

それでは、どのようにしていくかを紹介して行きます。

 

 

 

花の開花をどのように、促進させるか!!

 

花が開花してから収穫する野菜の生長段階は、

 

1.苗(種~苗)

2.生長期(定植~つぼみ)

3.開花前期(つぼみ~開花まで)

4.開花後期(花から実に変わる段階~収穫)

 

おおまかに分けるとこのようになります!!

 

そこで注目したいのは、3.開花前期(つぼみ~開花まで)です。

 

 

 

日照時間で変化していく植物の場合

 

開花時期は季節の変化に対応していきます。

 

日照時間が短くなる事によって、つぼみが付き始めます。

 

室内栽培をしている場合だと、生長期の植物育成ライトは

 

メタルハライドランプ(白色や緑色や青色のランプ)を使用して日照時間は18時間にします。

 

しかしつぼみが付き始める(開花前期)とメタルハライドランプで短日処理(徐々に日照時間を短く)をして

 

 

高圧ナトリウムランプ(赤色やオレンジ色)のライトに変えて日照時間を12時間に短くして変更します。

 

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■日照時間以外にも変えなければいけない工程があります!!

 

それは、追肥する肥料の内容を変える事です!!

 

例えば、有機肥料でおなじみの『BIOBIZZ』でたとえると…

 

『BIOBIZZ』は3液性なので、3種類の液体肥料を生長段階に合わせて配合していきます!!

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BIO BIZZ Series 500ml3本セット

5,040円

 

生長期

 

BIO BIZZのBIO・GROW

植物の生長と開花に必要な成分がバランス良い液体肥料

1Lの水に対して1~2mlに変えます。

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開花前期

BIO BIZZのBIO・GROW

植物の生長と開花に必要な成分がバランス良い液体肥料

1Lの水に対して2~3mlに変えます。

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BIO BIZZのBIO・BLOOM

植物の開花に必要な成分がバランス良く配合された液体肥料

1Lの水に対して1~2mlを加えます。

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BIO BIZZのTOP・MAX

植物の開花と果実の生産に必要な成分を含み開花促進剤

1Lの水に対して1を加えます。

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そしてこの3種類の液体肥料を水に混ぜて使用します。

 

 

 

開花促進剤の役割

 

ここで重要なのは、『BIO BIZZのBIO・BLOOM』と『BIO BIZZのTOP・MAX』の開花促進剤です。

 

この開花促進剤は、健全な花を咲かせるための重要な役割を果たしています。

 

BIO BIZZのBIO・BLOOM』だと

窒素、リン、カリウム、豊富な微量栄養素、植物ホルモン、ビタミンB群、アミノ酸を

含んで含んだ培養液で植物の開花に必要な成分がバランス良く配合されています。

 

BIO BIZZのTOP・MAX』だと

実や花への糖分運搬を増加させた結果、色鮮やかな花や香りが高い果実作る役割をしています。

 

 

なぜ植物の花を大きくてきれいな花を咲かせる事が必要か…

 

 

植物のほとんどは受粉するため花を咲かせて子孫を残します!!

 

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ナスの花

 

 

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トマトの花

 

 

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キムチ唐辛子の花

 

植物を菜園されていいる方は、その綺麗な花が咲くのを楽しみにされていいる方や

 

野菜の種類によっては実を付けるために花の開花が必要となります!!

 

野菜にスポットを当てると、

 

花が咲いてから実を付け始める野菜(トマト、ナス、唐辛子など)を見てみると

 

収穫時に野菜の実に旨みがある大きな果実にするには

 

花から果実に変った時、いかに健康な花を咲かせているかよって

 

その果実の旨みや大きさに影響を与えます。

 

健全に花が咲いているのであれば、果実も健全に育ちます!!

 

植物が病気などを繰り返し、花の開花が健全でなければ野菜も満足いく果実には育ちません。

 

 

生長段階で追肥する肥料の成分は変える必要があるのか!?

 

人間で例えるならば、赤ちゃんのときは母乳かミルクを食事とします。

 

その後に消化の良い離乳食に変わってきます。

 

成長が未熟な段階で炭酸飲料水や油が多い肉などを食してしますと体を壊す恐れがあるからです。

 

成長が伴うにつれて、成人が食している食べ物も体が受け付ける様になります。

 

そして、ちょっと話が飛びますが、アスリートの方は筋肉をより多く付ける為にタンパク質の元となる

 

脂身が少なく、タンパク質の多いささみなどを好んで食べる方もいます。

 

ダイエットをしている方は、消化にもよく低カロリーで食物繊維が豊富な野菜を中心に食している方も少なくありません。

 

この食と運動によって人間は体が形成をしていきます。

 

植物も一緒です。

 

植物は運動は出来ないですが、太陽の光を栄養とする光合成をします。

 

そして肥料などで苗、生長期、開花前期、開花後記に合わせた栄養を欲するのです。

 

生長段階に応じて適正な肥料を与える事によって植物も健全に成長していきます。

 

植物とっては開花前期(つぼみをつけた段階)は開花促進剤が必要な食事かもしれません。

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開花促進剤top max

有機開花促進剤 TOP MAX 

開花促進剤 GHE Ripen

開花促進剤GHE Ripen

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開花促進剤のカテゴリー

 

植物育成ライトの種類(カテゴリー)

植物育成LEDライト

植物育成LEDライト

生長/開花両用

植物育成蛍光灯

植物育成蛍光灯

葉物野菜/生長期用

リフレクター/反射板

リフレクター/反射板

MH/HPS用

 

メタルハライドランプ

メタルハライドランプ(MH)

生長期用

高圧ナトリウムランプ

高圧ナトリウムランプ(HPS)

開花期用

ハイブリットランプ

ハイブリットランプ

生長/開花両用

 

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